21世紀の新たな土地改良区
(水土里ネット)をめざして
「食料・農業・農村基本法」
(新農業基本法)がスタート
- 旧基本法:生産性の拡大、コストの削減、所得の拡大が目標
- 新基本法:食料の安定供給と農業の多面的機能の見直しへと一大方向転換
日本農業の現在
- 食料自給率の低下
- 農業者の高齢化(農業就業人口の減少・高齢化)
- 農地面積の減少
- 農村の活力低下
「新農業基本法」の新たな指針
「食料の安定供給、国土の保全などの視点から、
新しい農業・農村復興を目指す」
食料
- 食料の安全確保と品質の改善
- 食品産業の健全な発展
- 農産物の輸入措置
- 食料消費に関する施策の充実
等
農業
- 農業経営の合理化、条件整備
- 農地の確保及び有効活用
- 人材の育成及び確保
- 女性の参加の促進
等
農村
- 農村の総合的な信仰
- 中山間地域等の振興
- 生活環境の整備、福祉の向上
- 都市と農村の交流
等
21世紀運動の背景・目標
21世紀創造運動の背景
- 食料の安定供給の確保、多面的機能の発揮
農業の持続的発展、農村の振興など新たな時代に対応した展開が国民的課題 - 土地改良法の改正で、環境との調和への配慮、地域の意向を踏まえた事業計画の策定を位置づけ
- 土地改良施設の管理、地域資源(農業用水、農地など)の維持保全を担っていくため、地域住民・市町村などとの連携を通じた、新たな土地改良区の創造が課題
21世紀創造運動の目標
- 土地改良区(水土里ネット)自ら、市町村・地域住民と連携しつつ、主体的かつ積極的に取り組む意識を醸成
- 土地改良区(水土里ネット)の役割を積極的にアピール
「土地改良事業」の
新たな意思形成へ
21世紀運動の内容
1.内部運動
自己確認の取り組み
- 土地改良区(水土里ネット)の果たしてきた役割、機能を自己評価
- 自らの存在意義について、関係者の共通認識と連帯感を確認
自己変革の取り組み
- 土地改良区(水土里ネット)に期待される新たな役割、機能をすべての関係者の共通認識として醸成
- 新たな土地改良区(水土里ネット)のイメージの検討
2.外部運動
地域住民などの参画
- 地域住民が参画した活動の展開
地域との交流等
- 情報発信を通じて県民の理解を醸成